『科捜研の女 ー劇場版ー』初の映画化、あらすじ、感想、見どころ、ネタバレ

『科捜研の女 ー劇場版ー』のあらすじ、感想、ネタバレを書いていこうと思います。

『科捜研の女 ー劇場版ー』は2021年に公開された『科捜研の女』初の映画化です。

本当は映画館でみたかったのですが、なかなか暇が作れず、U-NEXTでポイントを使って見ることにしました。

『科捜研の女 ー劇場版ー』のあらすじと私の感想、ネタバレなどをお伝えしていきます。

目次

『科捜研の女 ー劇場版ー』のあらすじは?

科学捜査ミステリーの最高峰・『科捜研の女』。

劇場版では、未知の細菌による世界同時多発の科学者不審死事件を取り上げます。

本当は自殺に思えた細菌学者たちの不審死。

しかし徹底的に追及したいマリコや土門が調べるうちに、細菌を利用して遠隔操作のように高所から飛び降りたい気持ちにさせる殺人事件だったとわかります。

今回のスペシャルゲストは細菌学者役の佐々木蔵之介。

非常に役になじんでいて、慇懃無礼な感じが良く出ていました。

映画化ということでスケールを大きくしようという感じの撮影ではあったと思うのですが…。

『相棒』の映画化ほどのスケール感はなかったように思います。

『科捜研の女 ー劇場版ー』は歴代レギュラー総出演!

『科捜研の女 ー劇場版ー』には歴代のレギュラーが総出演という豪華さです。

沢口靖子(榊マリコ)、内藤剛志(土門刑事)、若村真由美(風丘先生)、風間トオル(宇佐美さん)、金田明夫(藤倉刑事部長)、斎藤暁(日野所長)、渡部秀(ロタくん)、山本ひかる(亜美ちゃん)、石井一彰(蒲原刑事)。まあこのあたりは基本ですが…。

マリコの元夫の渡辺いっけい、マリコの父親役で小野武彦、監察官の戸田菜穂、元刑事部長の田中健、解剖医の野村宏伸、元科捜研メンバーの山崎一に長田成哉(相馬くん)、奥田恵梨華…。

このあたりは「総出演ならこの人も!」という感じで長いファンとしては楽しめました。

見ていると「ああ懐かしい!」という人も多かった半面、それぞれの役の説明がいちいちうっとおしかった面もあります。

劇場版ということでドラマをいつも見ない人に対しても配慮しなくてはならなかったのでしょうね。

『科捜研の女 ー劇場版ー』の見どころは?

『科捜研の女 ー劇場版ー』を見ていて、私が見どころと思うシーンをピックアップしてみました。

私の中での見どころの1位は、「必ず!ホシを!上げる!」でした(笑)

『科捜研の女 ー劇場版ー』見どころ①

私が一番「見てよかった!!」と思ったのは、刑事部長役の金田明夫が捜査会議の上座にいて、刑事役の内藤剛志が下座に座っているシーン。

金田さんが「必ず!ホシを!上げる!」と言って、内藤剛志が「はい!」と刑事たちと口を合わせて答えるのですが…。

まさにこれは、『捜査一課長』の逆バージョン!!!

これが『科捜研の女 ー劇場版ー』で見られるとは、本当に感動しました。

『科捜研の女 ー劇場版ー』見どころ②

いろいろな人が「マリコさんと土門さんはどんな関係なんですか?」と恋愛関係を聞きだすシーンが多数あります。

誰もがもどかしさを感じながら、ひっつかない2人。

マリコと元夫との会話を土門刑事が立ち聞きしたり、空気を読まない解剖医の野村宏伸が電話でいきなり土門刑事に話を振ったり。

まあ、『科捜研の女』のこの2人の関係はいつも「匂わせ」で終わるので、どうしても触れたかったんでしょうけど…。

そんなに触れなくても私的にはよかったですw

『科捜研の女 ー劇場版ー』見どころ③

また、マリコが京都の名所から飛び降りるシーンがあったのですが、映画で見たら迫力あったかな…。

とにかく紅葉の中、マリコが落ちていくシーンは綺麗です。

しかしなんか、あまりに映像が美しすぎて、作り込んだCGなんじゃないかって思っちゃったんですよね。

(たぶんCGだと思うけど)

『科捜研の女 ー劇場版ー』の感想は?

『科捜研の女』をすべて見て来たファンとしては、絶対に見逃せない初の映画化ではありました。

しかしこの映画を見ていないと通常のドラマが楽しめないかというとそうでもなく、いつものように一話完結の安定感はありました。

しかし犯人が…うーむ、インパクトが弱かったなあ…(笑)

佐々木蔵之介が犯人説、が濃厚な雰囲気を漂わせていたのですが、彼を犯人にするのはどストライクすぎますよね。

だから犯人は「え、この人か」だったのですが、意外としょぼかったので残念でした。

テレ朝は長いシリーズの『科捜研の女』に一矢報いる気持ちで映画化したんだろうな。

でも予算はそれほどなかったんじゃないかな。劇場版『相棒』よりはスケールは小さめです。

『科捜研の女 ー劇場版ー』ネタバレ

『科捜研の女 ー劇場版ー』で犯人役だったのは、佐々木蔵之介演じる細菌学者の助手の女性でした。

超目立たない人です。

この人が、佐々木蔵之介を尊敬するあまり、邪魔する人を殺していくという設定。

海外の科学者にも段ボールに仕掛けた菌を送りつけ、段ボールを開けたら顔に細菌がかかるようにして…。

海外も巻き込んでなんとなくスケール感を出したかったと思うのですが、海外がイギリスとトロント2か所だけだったし、外人の役者を起用しただけ。

もうちょっとインパクトあればな!と思いました。

また、マリコが清水の舞台から飛び降りるシーンがあるのですが、怪我せずに生還できたのは「京都に撮影所があったから協力してもらえた」ってことになってました。

でも、京都の撮影所もいくらなんでも清水から飛び降りるのを助けられるかぁ???

このあたりは私がモヤモヤした設定です。


『科捜研の女 ー劇場版ー』は、ファンなら絶対に見ておくべき映画だと思います。

ただ、スケール感を期待しすぎると期待外れかもしれません。

映像はとってもきれいです。私はスマホで見てしまいましたが、できれば大き目の画面で見ることをお勧めします!

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この記事を書いた人

◆アラフィフ主婦のちょこです。◆「特捜最前線」「土曜ワイド」「火サス」の頃からの刑事ドラマ好き。◆近年は韓国ドラマにはまりましたが、ただやっぱりジャンルはミステリーとサスペンス(笑)。◆韓国版「ボイス」「シグナル」、日本ではwowow系、テレ朝、テレ東系が結構好き。◆テレビのチャンネル権がないため、TVerとU-next、アマゾンプライム、Netflixなどのサブスクでドラマをチェックしています。

◆インスタではゆるいアラフィフマンガを描いていますのでぜひ!

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