相棒20の第4話は、恋多き陣川公平(原田龍二)が登場する回でした。オーソドックスな謎解きもの。
第4話は非常に普通でした。古き良き「相棒」そのままでした。
で…私が「相棒」がつまらないと、なんとなく違和感を感じていたものの正体が今回わかってしまったのです。
陣川くんを際立たせるため(?)に青木が不在。昔ながらの「安心感」があった
今回は、なんとなくさらにおじさんぽくなった?陣川くん(原田龍二)が登場。
昔は陣川くんが捜査をめちゃくちゃにするんだけど憎めない…という流れだったけれど、今回も陣川くんは憎めないキャラ健在でした。
ただ違うのは、へべれけの演技とか全体的に、原田さんの演技はうまく自然になっている感じがします。そして落ち着いてる。
で、今回は捜査1課の新3人トリオも意外と静かめでした。誰もが「嫌な感じはしないしわざとらしくない」のです。
で、で、サイバーセキュリティの青木年男がいなかったことが一番大きい!!
なんか、「昔と変わったな」を引き起こしているのは、オーバーアクションで癖の強い青木と出雲麗音だったことがわかりました。
この2人が静かなら、相棒は普通でした!
国家の陰謀が絡まないと、内容がシンプルでわかりやすい
これね。国家の陰謀が絡まないと、内容がスッと入ってきます。
そうです。最近は、うざいキャラがたくさん濫立していて、情報も整理されていませんでした。
今回はとてもわかりやすいです。そして相棒の良さである杉下さんの推理もありました。
安心して見られます。この感じ。なんか懐かしかったです。
わかりやすかったからいろいろ考えた。相棒のキャスト、スタッフのこと
今回最後のエンドロールまでしっかり見たところ、監督は橋本一さん…和泉聖治監督のあと、ずっとやってますね。
第3話までのごちゃごちゃ回も監督は橋本一さんだったのかな?
今回は和泉聖治さんが監督してた昔の相棒のような雰囲気だったと思うけどな…。
今回は落ち着いてて安心して見れたんだけど、
昔のイメージの相棒どおりで、やっぱマンネリな気もしたな…。
変えても違和感。変えなかったらマンネリ。
いやいや、でも科捜研の女だってずっと変わってない。
何がいいのか考えさせられる回でした(内容じゃなく)。
【相棒】イラっとする戦犯は青木と出雲…そして脚本か演出の問題
一度新しいキャラクターを登場させてしまうと、なかなか切れないと思う。
だからこそ、新しいキャラクターの性格はよくよく考えてほしいって思った。
今まで、なんとなく見たくなかったのはサイバーセキュリティの青木と出雲。
しかもこの二人は似た感じのオーバーアクション、大げさで自然じゃない演技。
浅利陽介(青木の役の人)は俳優としてのキャリアも長いし、わざとらしいキャラを演じさせられてると思う。
だからこそ…新しいキャラを導入するためには慎重になってほしいし、演出とかもうちょっと自然でいいよ…。
刑事ドラマはなくさないでほしいんですよ?私は。
だけど、いい刑事ドラマを残してほしいんです。
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