「盗まれた顔~ミアタリ捜査班~」は、WOWOWの5回連続ドラマで、「ミアタリ」という指名手配犯を街の中で探すことが仕事の刑事たちの話。
しかしわたし個人的にはダメでした…。
WOWOWはいいドラマを作ると思っていたし、芥川賞作家で最近は投資家みたいな顔でよく出てくる羽田圭介の原作だというから、どんなものだろうと思ってみてみた。
玉木宏、内田理央、劇団EXILEの町田啓太と、イケメン美女ぞろいなところは良い!
肝心の内容は?…刑事ドラマ好きの私には、あまりにストーリーが単調すぎて、「見なくてよかった」ドラマになりました。
どうしてこうなった?レビューは高いけど私はダメだった
「ミアタリ捜査」というのは刑事ドラマの中で新しいジャンルだと思ったけれど、どうも最後まで感情移入できずに終わってしまった。
✔ とにかく脚本が自然じゃない。
たぶん、原作に引きずられたのか、どうも話の流れが単調。
✔ 中国マフィアという、残虐だろうなっていうテーマが意外と想定通りの残虐さで、意外性がない。
✔ 「ミアタリ捜査ってこんな感じです」「刑事はなかなか同業者以外と出会いがありません」みたいな、いかにも”取材しましたよ”っぽいシーンが多すぎる。
✔ 伏線がバレバレ。私は「この人死ぬな」ってのが死ぬ前にわかりましたよ。
✔ 最後も「きれいにまとめましたね感」たっぷりすぎる。
✔ 恋愛ドラマとしてもダメ。なんなんだろう、全然ときめかない。ドキドキもしないし…。
✔ 殺され方も想定通りというか…全く意外性もないです。
✔ 警察ってこんなにガードが甘い?なんか変。
✔ 主人公・白戸に人間臭さを持たせたかったんだろうが、ただ単にチキンに見えた。
役者の味が感じられない、「お話ありき」のお話なのだ。
玉木宏とか内田理央とか町田啓太のファンだったらいいだろうなと思う。
けど刑事ドラマ好きとしては、イケメンと美女を揃えすぎたのもリアリティに欠ける部分じゃないかなと思う。
また、最後に登場する、昔死んだはずの先輩刑事・須波も… なんか演技が下手だから最後がしっくりこないんじゃないか?
俳優が悪いというより、私は脚本の問題じゃないかと思った。
WOWOWならもっと自然に、もっと泥臭く作れたはずだと思う。
最近見たWOWOWドラマの中では、ダメだなと思った作品だった。
こういうもんだっていう感じのコメディ刑事ドラマならいいんです。
でもハードボイルドっぽさとかダークサイドな含みを持たせているから余計変になる。
いったい何に引っ張られたの?羽田圭介?
ハードボイルドっぽい感じにしたかったのかもしれないけど、意外性がちっともないし、ハラハラしなかった。
結果、面白くなかったです。ごめんなさい!!
私はサブスクの U-NEXT で見ました!
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